小川隆吉さん

研究の名の下に行なわれたアイヌ民族に対する差別を明らかにしたい(小川隆吉)

清水裕二さん

背景には研究者の強烈なアイヌ差別観があったと思う(清水裕二)

差間正樹さん

学者たちはいまだに私たちの先祖を実験材料と思っているんじゃないか(差間正樹)

殿平善彦さん

この問題を放置したままではともに未来を開いていくことなどできない(殿平善彦)


TOPICS

国際シンポジウム「先住権としての川でサケを獲る権利~海と森と川(イオル)に生きる先住民の集い」国際シンポジウム「先住権としての川でサケを獲る権利~海と森と川(イオル)に生きる先住民の集い」(2023年5月26-28日、北海道浦幌町)

ラポロのサケ裁判・原告準備書面(8〜10)を公開しました(2023/03/24)

「ウタシパノウオウペカレ(互いに支え合う)」最新号をどうぞ(2023/03/24)

日本政府に対するカウンターレポート(2022/9/8、国連自由権規約委員会に提出、受理)

Raporo Ainu Nation’s lawsuit over indigenous fishing rights: Statement of Opinion of Mr. Kouki Nagane (Chairman, Raporo Ainu Nation) (March 4, 2021 / March 8, 2022)

Raporo Ainu Nation’s lawsuit over indigenous fishing rights: Statement of Opinion of Mr. Masaki Sashima (December 17, 2020 / March 8, 2022)

 

サーモンピープル アイヌのサケ捕獲権を目指して

北大開示文書研究会のサイトへようこそ

北海道(日本の近代)には、かねて「アイヌ墓地発掘問題」が存在することをご存知でありましょう。明治時代より戦後に至るまで、北海道はもとより、樺太、千島においても、人骨の発掘と収集が行なわれてきました。その多くは北海道大学医学部の主導で行なわれました。1000体余りの御遺骨は、長く北大医学部に保存されてきましたが、アイヌやアイヌ協会などの抗議や要請があって、北大構内に「アイヌ納骨堂」が建立され、収蔵されております。

しかし発掘をめぐる経緯や真相が明らかにされたとは言えない状況にあります。遺骨の今後をどうするのかも問題があると言わねばなりません。また、発掘に伴い多くの副葬品が出土したはずですが、その多くの行方が分からなくなっているようです。

アイヌ民族の小川隆吉さんは、北海道大学に「アイヌ墓地発掘問題」に関わる文書の開示を求め、交渉を続けてきました。アイヌ人骨・副葬品問題の今日の状況をみなさまにお伝えし、ともにお考えいただきたく、このサイトを開設します。

2011年12月18日